[杭継手・杭頭処理工法]
トリプルプレートジョイント
(技術名称「T・P JOINT」)
T・P JOINTは、図-1のように、端板、側板、補強バンド、接続プレートおよび接続ボルトから構成されています。杭本体の継手金具は、端板、側板、補強バンドからなり、側板に接続プレートのボルト孔に対応したネジ穴が切られています。端板には、下杭に上杭を合わせた時に、接続プレートの形状に嵌合する凸形の突起が形成される形となっています。接続プレートは、端板の突起と嵌合する凹形となっており、側板のネジ穴に接続ボルトを取り付けることにより凹凸を嵌合し、この嵌合部により杭に作用する応力を伝達します。尚、接続ボルトは、杭に引張力が作用した時の接続プレートの離脱防止の役目をしております。
トリプルプレートジョイント(技術名称「T・P JOINT」)は「継手部の力学特性」「支持力への影響」「施工性」について、一般財団法人土木研究センターの「建設技術審査証明事業(土木系材料・製品・技術、道路保全技術)」により審議され、2017年12月18日に建技審証第1702号を取得し、2023年6月6日に内容変更・更新をしました。(有効期限2027年12月17日)
特長

施工手順
